筋トレ用マウスピースの真実|重量アップと歯の保護効果を徹底検証

筋トレ用マウスピースの真実|重量アップと歯の保護効果を徹底検証

筋トレ用マウスピースの真実|重量アップと歯の保護効果を徹底検証の注目されている理由をコンパクトにまとめました。全体像を一目で把握できます。

情報発信が活発化する陰で、マウスピースにまつわる重大なリスクや誤謬が放置されている。後悔しないために把握しておくべき盲点を整理する。

第一の落とし穴は、筋トレ マウスピース デメリットとしての顎関節への悪影響である。特に注意を要するのが「顎関節症 筋トレ 噛み締め」の因果関係だ。もともと顎関節にクリック音(口を開けるとカクカク鳴る)や違和感がある人が、不適合な市販品を噛んで高重量を扱うと、下顎頭が関節包を圧迫し、顎関節症を一気に重症化させる危険がある。マウスピースは顎関節症の治療器ではない。噛み合わせに不安がある場合は、自己判断での装着を直ちにやめ、スポーツ歯科の専門外来を受診しなければならない。

第二の盲点は、衛生管理を怠ることによる口腔内トラブルの激増だ。マウスピースを装着している間、歯面は唾液の自浄作用・抗菌作用から遮断される。トレーニング中に糖質の含まれるワークアウトドリンク(粉末マルトデキストリンやBCAA)を飲みながらマウスピースをはめ続けると、歯とマウスピースの隙間に高濃度の糖分が閉じ込められ、虫歯や歯周病の温床と化す。使用後は必ず水洗いし、定期的に専用の洗浄剤で除菌するルーティンが不可欠となる。

第三の誤解は、「格闘技用や睡眠時の歯ぎしり用ナイトガードの流用」である。格闘技用は外部からの打撃を吸収するため前方部分が肉厚に作られており、筋トレ時の呼吸や顎の位置設定には適さない。また、保険診療で作るナイトガードは「歯を擦り合わせる力(グラインディング)の分散」を目的に硬質レジンで作られることが多く、筋トレの強烈な垂直方向の衝撃には耐えきれず割れてしまうケースがある。目的ごとに素材の弾性率や設計強度が異なる点を混同してはならない。

斉藤 蓮
著者

斉藤 蓮

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。