Q1:夜は110台なのに、朝だけ上が145あります。痛くも痒くもないですが本当に受診が必要ですか?
A1:はい、受診が必要です。高血圧自体には自覚症状がほとんどありませんが、朝晩の数値の差(モーニングサージ)が大きいほど心筋梗塞や脳出血などのリスクが跳ね上がります。夜間の正常値は免罪符になりません。家庭で記録した血圧手帳を持参の上、循環器内科を受診してください。
Q2:すでに毎朝降圧剤を飲んでいますが、朝の血圧が下がりません。薬が効いていないのでしょうか?
A2:薬の効果が翌朝まで持続していない「時間切れ」の可能性が高いです。降圧剤には効果が長く続くタイプへの変更や、服用タイミングを朝から夕方や就寝前に変更することで早朝高血圧を劇的にコントロールできる処方設計が存在します。自己判断で服用をやめたり増やしたりせず、必ず処方医に朝の測定値を伝えて相談してください。
Q3:朝の血圧を下げるために、起きてすぐできる即効性のある行動はありますか?
A3:布団からいきなり飛び起きず、布団の中で手足をグーパーと動かして身体を目覚めさせてからゆっくり起き上がること、そして室温をあらかじめ暖房で温めておくことが極めて有効です。また、起き抜けに常温の水や白湯をコップ1杯飲むことで、脱水による血管収縮を緩和できます。ただし、これらは予防策であり、構造的な高血圧の根本治療には生活改善と医学的治療が不可欠です。