脇下の筋肉の痛みや違和感の正体とは?原因と簡単ほぐし方を徹底解剖

脇下の筋肉の痛みや違和感の正体とは?原因と簡単ほぐし方を徹底解剖

脇下の筋肉の痛みや違和感の正体とは?原因と簡単ほぐし方を徹底解剖についての疑問解決ガイドをお届けします。

Q1:就寝中や朝起きたときに脇の下がつる(こむら返りのような激痛)のはなぜですか?
A1:脇の下の筋肉が「つる」現象は、前鋸筋や大円筋の極度の筋疲労に加えて、脱水や冷えによる電解質(マグネシウムやカルシウム)バランスの乱れが引き金となります。特に横向きで寝る習慣がある人は、下側の脇が自分の体重で長時間圧迫され、血流遮断が起きて痙攣を誘発しやすくなります。就寝前の水分補給と、脇周りを冷やさない環境作りが予防策として直結します。

Q2:腕立て伏せやベンチプレスの翌日に脇の下が激しい筋肉痛になります。フォームが間違っていますか?
A2:必ずしも間違いではありません。腕立て伏せやベンチプレスでしっかりと肩甲骨を押し込む(プロトラクション)動作を行うと、前鋸筋に強い負荷が入るため脇の下が筋肉痛になるのは解剖学的に正常な反応です。ただし、肩の前面に突き刺すような痛みがある場合は、脇の筋肉ではなく肩峰下インピンジメント(関節内での衝突)を起こしている疑いがあるため、手幅を狭めるなどのフォーム修正が必要です。

Q3:脇の下をほぐしていると「ゴリゴリ」と音が鳴るのは何ですか?
A3:あの不快なゴリゴリ感の正体は、骨そのものの音ではなく、硬化した筋膜や筋繊維の束(トリガーポイント)、あるいは筋肉と肋骨の間にある滑液包が擦れ合っている音です。老廃物そのものが音を立てているわけではありませんが、組織の柔軟性が著しく低下して癒着を起こしている動かぬ証拠です。無理にゴリゴリと強く潰すのではなく、摩擦を避けて優しい圧で揺らすようにほぐしていくことで徐々に滑走性が回復します。

中川 明日香
著者

中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。