フィットネス志向の読者にとって最も気になるのが、トレーニング室の設備ラインナップです。「公営の体育館ジムだから、古い器具が数台置いてあるだけではないか」と侮るなかれ、基礎的な筋力強化や健康維持には十分すぎる実力派マシンが揃っています。
室内には、ランニングマシン(トレッドミル)やエアロバイクといった有酸素マシンが複数台配置され、心肺機能向上や体脂肪燃焼を狙う利用者で常に活気があります。ウェイトスタック式のストレングスマシンに関しても、チェストプレス、ラットプルダウン、レッグプレス、アブドミナルなど、主要な大筋群を余すところなく鍛えられる機種が配置されています。
ダンベルエリアには中重量までのダンベルセットやアジャスタブルベンチが設置されており、フリーウェイトを取り入れた複合種目も実践可能です。ただし、超高重量を扱うパワーリフティング用途のバーベルラックや本格的なスミスマシンに関しては、台数や重量プレートに一定の制限があります。パワーラックの前で長時間インターバルを取るようなハードコアなトレーニーには物足りない側面があるものの、「健康維持」「ダイエット」「一般的な筋肥大」を目的とする9割以上のユーザーにとって、過不足のない環境が整っています。