インターネット上の観劇コミュニティでは、サンシャイン劇場に関して一部極端な噂が独り歩きしています。現場の事実関係に基づき、代表的な2つの誤解を是正します。
誤解1:「2階席は舞台から遠すぎて双眼鏡なしでは何も見えない」
大規模スタジアムやアリーナ公演の感覚で語られがちですが、サンシャイン劇場の奥行きは約25メートル程度です。2階席最後列(5列目)からでも、演者が誰であるか、どのような衣装を着てどのような所作をしているかは肉眼で充分に識別できます。「誰の顔か全く分からない」のではなく、「瞳の潤みや唇の震えまで追いかけたいなら双眼鏡が必要」というのが正確な実情です。
誤解2:「1階の1列目(最前列)は首が痛くなって舞台が見づらい」
演目によってステージの舞台高(客席床面から舞台床面までの高さ)は異なりますが、サンシャイン劇場の舞台高は極端に高くはありません。もちろん最前列は若干の見上げ姿勢になりますが、帝国劇場や日生劇場の最前列のような極端な首の疲労を感じる設計にはなっていません。ただし、オーケストラピットを使用しない公演で1列目が最前列として開放されている場合、スピーカーの真横に位置する端席は音響バランス(爆音感)に留意が必要です。