ビジュアル探索のツールは、OSの垣根を越えて進化を遂げている。iOSユーザーであれば、標準の「写真」アプリに統合された「調べる(Visual Look Up)」機能が極めて強力だ。ペットの犬種や猫種、植物の種類、アート作品、さらにはランドマークまで、サードパーティ製アプリを起動することなくワンタップで判別できる。
一方、Android端末では、画面上のあらゆる場所を円で囲むだけで検索が走る「かこって検索(Circle to Search)」などの機能がシームレスな操作感を提供している。アプリを切り替える必要すらなく、動画再生中やSNSの閲覧中に気になった対象を指で囲むだけで、即座に詳細情報が表示される。
また、ファッションに特化した探索アプリや、インテリア診断に特化した専門ツールも多数登場している。映画に出てくるロケ地の風景をキャプチャし、地理的な特徴から撮影場所を割り出したり、旅先での聖地巡礼を効率化したりと、実生活での応用範囲は広がる一方だ。