日常的に缶コーヒーを何本も飲む習慣がある人は、カフェインの累積摂取量に十分な注意を払う必要があります。世界保健機関(WHO)や欧州食品安全機関(EFSA)、日本の厚生労働省などの公的見解において、健康な成人が1日に摂取しても安全とされるカフェインの上限量は400mg(妊婦・授乳中は200mg)とされています。
ショート缶(100mg換算)であれば1日3〜4本、500mlボトル缶(200mg換算)であれば1日2本でこの上限値に達します。エナジードリンクや緑茶、チョコレートなど他からの摂取が加われば、あっという間に安全基準を超えてしまいます。
許容量を超えて摂取し続けた場合、あるいは短時間に大量摂取した場合に現れる急性カフェイン中毒の初期症状には以下のようなサインがあります。
・心血管系:急な動悸、脈の乱れ、血圧の上昇
・神経系:手の震え、焦燥感、強い不安、めまい、不眠
・消化器系:胃痛、吐き気、下痢
もし午後に集中力が切れたからと缶コーヒーを連続で流し込み、胸のざわつきや胃の不快感を覚えた経験があるなら、それは体が発しているカフェイン過剰の警告シグナルです。