2026年韓国代表の現在地|新戦術とソン・フンミンら注目選手を徹底解剖

2026年韓国代表の現在地|新戦術とソン・フンミンら注目選手を徹底解剖

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ユルゲン・クリンスマン前監督の退任以降、組織的な戦術構築が急務となっていた韓国代表。ホン・ミョンボ監督が再登板して以降のチーム作りは、前体制の「個の能力依存」からの明確な脱却を目指したアプローチが採られています。

現在採用されている基本フォーメーションは4-2-3-1および4-3-3をベースとし、状況に応じて可変する柔軟なシステムです。ビルドアップ時にはボランチの一角が最終ラインに落ちて3バックを形成し、両サイドバックが高い位置を取ることで幅を確保。中央ではイ・ガンイン選手が自由に動き回りながらボールを引き出し、ソン・フンミン選手や前線のスプリンターがハーフスペースを突く連動性が整備されてきました。

一方で、残された戦術的課題も浮き彫りになっています。アジア予選で直面する「極端に引いて守る相手」に対する中央突破のバリエーション不足や、欧州トップレベルのスピード感を持つ強豪と対峙した際、ハイラインの背後を突かれたときのトランジション守備の脆さは依然として指摘されています。個々の圧倒的なクオリティを、いかに強固なコレクティブディフェンスへと昇華できるかが試されています。

中島 亮太
著者

中島 亮太

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。