広大な跡地は現在、どのような姿に生まれ変わっているのでしょうか。閉園後、イオンモールが土地を取得・開発を進め、2026年4月28日にグランドオープンを果たしたのが「THE OUTLETS KITAKYUSHU(ジ アウトレット北九州)」です。
約27万平方メートルの広大な敷地には、国内外の有名ファッションブランドやアウトドアショップ、地域特産品を扱う商業ゾーンが展開されています。さらに特筆すべきは、単なるショッピングモールにとどまらず、スペースワールドの教育的DNAを受け継ぐ複合型拠点として設計されている点です。
敷地内には、北九州市八幡東区の新たな学びの拠点として「スペースLABO(北九州市科学館)」が移転開設されました。国内屈指の規模を誇る最新鋭プラネタリウムや体験型科学展示を備え、かつてスペースワールドが担っていた「宇宙と科学への学び」の精神を次世代へ伝えています。また、隣接する「北九州市立いのちのたび博物館」や八幡東田の文化施設群と歩道デッキで直結し、地域一体となった観光・文教エリアを形成しています。
JRスペースワールド駅も改称されることなくそのまま存続しており、駅名看板を目にするたびに当時の記憶が呼び起こされるとともに、平日・休日を問わず多くの買い物客や家族連れで賑わう新たな街の中心地として定着しています。