King & Princeの歴史を語る上で欠かせないのが、ジャニーズJr.(現・ジュニア)時代に圧倒的な人気を誇っていた2つのグループ、「Mr.KING」と「Prince」の融合です。2015年の結成当初は期間限定ユニット「Mr.King vs Mr.Prince」として誕生しましたが、メンバー6人の強い直談判によって2018年に「King & Prince」としてCDデビューを果たすことになりました。
6人時代のメンバーカラーは、一般的な原色指定にとどまらず、メンバーそれぞれのキャラクターや世界観を反映した非常に独自性の高い名称が採用されていました。
平野紫耀の「深紅(真紅ではなく深みのある赤)」や、永瀬廉の「漆黒(黒をスタイリッシュに表現)」、髙橋海人の「ひまわりイエロー(見る人を笑顔にする明るさ)」、岸優太の「紫(歴代ジャニーズの歌唱リーダーの象徴)」、神宮寺勇太の「ターコイズブルー(周囲を包み込む優しさ)」、そして岩橋玄樹の「濃いピンク(パステルピンクとは一線を画す唯一無二の華やかさ)」――。このネーミング自体が、グループの持つ高貴さと独自性を世に知らしめる契機となりました。
TBS系ドラマ『花のち晴れ〜花男 Next Season〜』の主題歌に起用されたデビュー曲『シンデレラガール』は、初週売上57.7万枚を記録。オリコン年間ランキングでも新人部門を独占し、「王道アイドルの完成形」として社会現象を巻き起こしました。ステージ上で6人が放ったまばゆいオーラと緻密なフォーメーションダンスは、今なおファンの間で語り継がれる伝説となっています。