70代後半を迎えた現在も、内館牧子の創作意欲と執筆ペースは衰えを知りません。
近年では、自らの年齢や身体の変化すらも観察対象とし、「老い」や「人生の終盤の生き方」をテーマにしたエッセイや小説を次々と発表しています。老害問題や終活の建前と本音を軽妙に暴く作品は、同世代の高齢層だけでなく、親世代の心理を理解したい現役世代からも熱い支持を集めています。
「年を取ることは退屈ではない。人間観察のネタは尽きない」と語る彼女の姿勢は、生涯現役を貫く表現者そのもの。体調管理に気を配りつつ、締め切りと真摯に向き合い続けるその姿は、多くの人々に勇気を与えています。