カラーバターを扱う上で最も理解しておくべきなのは、「ベースとなる髪の明るさ(アンダーレベル)」によって仕上がりが劇的に変化する点です。髪色別の具体的な染まり具合を検証しました。
まず、ブリーチなしの茶髪における発色ですが、10〜12トーン程度の中明度〜高明度ブラウンであれば、驚くほどしっかりとオレンジの色味が乗ります。ブリーチ特有の蛍光感こそ出ないものの、光に透けた際にジューシーな赤橙色がしっかりと主張し、上品で落ち着いたコッパーオレンジやテラコッタオレンジの仕上がりが手に入ります。
一方、カラーバター マンゴーオレンジを黒髪に使用した場合の変化については、視覚的なトーンアップや明らかな変色はほぼ期待できません。カラーバターには髪本来のメラニン色素を分解する脱色剤が含まれていないため、光の加減でわずかに表面にニュアンスが乗る程度にとどまります。黒髪から鮮やかなオレンジを目指す場合は、事前にライトナーやブリーチでトーンアップしておく工程が必須です。