大手ネット掲示板やSNSの家事コミュニティにおいて、「ドラム式洗濯機に買い替えてから、白いタオルの黒ずみが明らかに加速した」という不満の声が数多く投稿されています。現場取材と家電技術の観点から検証すると、ここにはドラム式特有の構造的要因が潜んでいます。
ドラム式洗濯機は、高い節水性を実現するために「たたき洗い」を採用しています。水量が極限まで抑えられているため、以下の2つの問題が発生しやすくなります。
・汚れを含んだ排水中での摩擦と再付着:水が少ない環境では、衣類から落ちた汚れの濃度が濃くなり、パイルの奥深くに汚れ粒子が押し込まれやすくなります。
・洗剤と柔軟剤の残留:水流によるすすぎ力が縦型洗濯機に比べて弱くなりやすく、繊維表面に洗剤カスや過剰な柔軟剤成分が残りやすくなります。
ドラム式でタオルを洗う際は、自動計量任せにせず「注水すすぎ」や「手動での水量プラス設定」を活用することが、黒ずみ発生を激減させる決定打となります。