グァバ(英語:Guava、学名:Psidium guajava)は、熱帯アメリカ(中央アメリカから南米北部)を原産とするフトモモ科バンジロウ属の常緑低木、およびその果実を指します。和名では「バンジロウ(蕃石榴)」、あるいは「バンザクロ」とも呼ばれ、日本国内の主産地である沖縄県では古くから「バンシルー」や「バンジロー」という方言名で各家庭の庭先にも植えられて親しまれてきました。
果実の形状は球形から洋梨形まで多岐にわたり、大きさは直径5cm前後の小ぶりなものから、品種改良された200g〜500gを超える大玉まで存在します。最大の特徴は、熟した果実が放つ強烈で甘美なエキゾチックアロマです。室内に置いておくだけで部屋中がトロピカルな芳香に包まれるほどの芳香成分(エステル類やテルペン類)を持ち、これが古来より人々を魅了し続けてきた理由の一つです。
世界中の熱帯・亜熱帯地域(東南アジア、台湾、ハワイ、インドなど)で広く栽培されており、日本国内では沖縄県と鹿児島県(奄美群島や屋久島など)が商業栽培のほぼ全量を担っています。