ユニコーンガンダム最大の特徴は、機体の骨格であるムーバブルフレームそのものにサイコフレームを組み込んだフル・サイコフレーム構造にあります。開発を担当したアナハイム・エレクトロニクス社は、パイロットの感応波を機体全体へダイレクトに伝達させることで、従来のMSでは考えられない驚異的な追従性と機動性を実現させました。
しかし、この機体には「ニュータイプを抹殺するためのシステム」であるNT-D(ニュータイプ・デストロイヤー・システム)が秘密裏に組み込まれていました。敵性ニュータイプやサイコミュ兵器から発せられる感応波を感知すると、機体は「ユニコーンモード」から「デストロイモード」へと変形。全身の装甲が展開し、内部のサイコフレームが真っ赤な光を放ちます。
この初期状態の赤い光は、NT-Dシステムがパイロットの肉体と精神に極限の負荷をかけながら、機体を強制的に戦闘マシンとして支配している危険なシグナルだったのです。