海外でのナイトライフ利用における最大の懸念は、言語の壁と治外法権的な環境を悪用した凶悪なトラブルです。大使館や領事館への相談が絶えない代表的リスクには以下のものがあります。
ぼったくりと組織的脅迫
客引きに誘われて入ったバーで、注文していない高額なシャンパンやボトルを勝手に開けられ、退店時に数十万円規模の請求書を突きつけられる手口です。支払いを拒否すると屈強な用心棒に囲まれ、ATMへ強制連行されて現金を引き出させられる事件が頻発しています。
睡眠薬混入・昏睡強盗の手口
女性や店員から勧められたドリンクに強力な向精神薬や睡眠導入剤を混入され、意識を失っている間にクレジットカード、高級時計、パスポート、スマートフォンを根こそぎ奪われる被害です。目が覚めた時にはホテルの部屋や路地に放置されており、記憶が曖昧なため警察への届出も難航します。
耐性菌と性感染症(STI)の感染リスク
海外では定期的な性病検査が義務付けられていない店舗・地域も多く、HIV、梅毒、クラミジアはもちろんのこと、従来の抗生物質が効かない薬剤耐性淋菌(多剤耐性菌)やマイコプラズマ・ジェニタリウムの感染が深刻な国際問題となっています。安全対策としてコンドームの完全着用は絶対条件ですが、オーラル行為等を通じた感染リスクも極めて高い点に留意が必要です。