タイ料理研究所が行列を作る理由とは?ランチのコスパと本場の味を徹底解剖

タイ料理研究所が行列を作る理由とは?ランチのコスパと本場の味を徹底解剖

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オープン以来、渋谷や下北沢といったトレンドの発信地で客足を絶やさないタイ料理研究所。ネット上やSNSでは「一度食べると他のタイ料理では物足りなくなる」「バンコクの有名食堂より洗練されていて美味しい」といった熱狂的なレビューが飛び交っています。なぜこれほどまでに高い評価を獲得し続けているのか、その背景には徹底した現場主義と調理の哲学が存在します。

運営元である株式会社スースーデリ(スースーグループ)は、長年にわたり東京のエスニックシーンをリードしてきた実力派企業です。厨房で腕を振るうのは、タイ現地の有名ホテルやレストランで長年研鑽を積んだタイ人シェフたち。日本の外食産業にありがちな「日本人向けへの過度な妥協」をあえて排し、バイガパオ(ホーリーバジル)やレモングラス、バイマックルー(こぶみかんの葉)、生唐辛子などのフレッシュハーブを空輸で調達し、現地の味の骨格を崩さずに提供しています。

さらに、同店が支持される決定的な要因は「屋台の臨場感と日本の衛生・オペレーション基準の高度な融合」にあります。オープンキッチンから立ち上る強火の煙、小気味よい中華鍋の音、タイ語で飛び交うスタッフの活気ある掛け声。まるでタイの路地裏に迷い込んだかのような非日常感を味わわせながらも、提供スピードは極めて迅速で、清潔感のある空間づくりが徹底されています。この「本場のエモーション」と「都市型飲食店のスマートさ」の掛け算こそが、オフィスワーカーから若者までを惹きつけてやまない行列の正体です。

石川 優花
著者

石川 優花

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。