「うちの猫は一度もふみふみをしてくれない」と寂しさを感じる飼い主も少なくありません。しかし、ふみふみをしない成猫のほうが野生動物としては自然な姿です。
母猫のもとで十分に母乳を飲み、自然なプロセスで離乳・自立を果たした猫は、子猫気分のまま大人になることが少ないため、ふみふみを卒業します。また、もともとクールで自立心の強い性格の個体も足踏みをほとんど見せません。
ふみふみをしなくても、猫は多彩な仕草で飼い主への深い愛情を伝えています。
- スリスリと頭や体を擦り付ける:自分のフェロモンを共有し、仲間として受け入れているサイン。
- しっぽをピンと垂直に立てて近づく:機嫌が良く、甘えたい・構ってほしいという明確な意思表示。
- お腹を見せてゴロンと横たわる(ヘソ天):急所をさらけ出せるほど、飼い主と空間に安心しきっている証拠。
- ゆっくりとまばたきをする:猫界における「信頼」と「親愛」のアイコンタクト。
- 頭突き(ヘッドバンギング)をしてくる:最大級のリスペクトと親密さを示す挨拶。