医療の現場やドラッグストアで患者と接する薬剤師も、古い冷却シートの再利用には警鐘を鳴らす。「発熱時に期限切れのシートを使うと、冷えないストレスだけでなく皮膚炎の治療が必要になるケースもある」と指摘する。
正しい保管方法はシンプルだ。直射日光が当たる場所や夏場に高温となる車内を避け、涼しい冷暗所に置くこと。冷感効果を高めるために冷蔵庫で保管する人も多いが、冷凍庫に入れるとジェルが凍結して細胞組織が破壊され、解凍後に液ダレを起こすため厳禁だ。冷蔵庫の野菜室あたりが保管場所として最も適している。また、使い切れずに残った古いシートは、自治体の分別ルール(多くは可燃ゴミ)に従って速やかに処分するのが鉄則だ。