メディア環境が急速に変化するなか、ベテランアーティストの生き残り戦略も様変わりしている。現在、田原俊彦は公式YouTubeチャンネルなどを通じて積極的な情報発信を行っており、キレのあるダンスや気さくなトークで若い世代のファンも獲得している。往年のファンだけでなく、新たなデジタルネイティブ層を取り込む柔軟なアプローチは高い評価を得ている。
また、ドキュメンタリーや過去の名作コンテンツがNetflixなどのグローバルなストリーミングプラットフォームで世界配信される現代において、80年代の日本のアイドルカルチャーに対する再評価が高まっている。世界中の視聴者が日本のポップス歴史を掘り起こす中で、田原と近藤が残した実績は「City Pop」の世界的ブームとも連動し、新たな光を当てられているのだ。