彼の名を語る上で外せないのが、ファンから大量のカラーコーンが送りつけられるという前代未聞のエピソードだ。自宅や事務所を埋め尽くす三角コーンの群れは、SNS時代の新しいファンコミュニケーションの形として一世を風靡した。
単なる奇行やネタにとどまらず、それをコンテンツとして昇華させる手腕こそが彼の強みだった。身の回りで起きる災難や日常の不条理を、切れ味鋭いギャグ漫画へ仕立て上げるセンス。自虐とユーモアを交えたエッセイ漫画のスタイルは、多くの読者の笑いを誘い、ネット空間で確固たる地位を築き上げた。
この「リアクションの面白さ」と「スピード感」こそが、長年にわたり読者を惹きつけてやまない原動力である。