ネット上の口コミやSNSで時折見かける「シープーを飼って後悔した」という意見。その背景を深掘りすると、ミックス犬特有の不確定要素や、手入れに関する事前の認識不足が浮き彫りになってきます。主な要因は大きく3点に集約されます。
最大の理由は被毛の手入れにかかる手間とコストです。「トイプードルが入っているから抜け毛もなく手入れが楽」と聞いていたものの、実際にはシーズーの皮脂分泌の多さやアンダーコート(下毛)を受け継ぎ、毛玉が極めてできやすい毛質になる場合があります。日々のブラッシングを怠るとあっという間にフェルト状に固まり、サロンでの毛玉取り料金やバリカンでの丸刈りを余儀なくされるケースがあります。
次に挙げられるのが、成長後の外見やサイズの予測不能性です。子犬の頃はトイプードル風の巻き毛だったものが、成犬になるにつれてシーズーのような直毛混じりになったり、予想以上にずっしり重くなったりします。純血種のように「将来の姿」が固定されていない点を理解していないと、「イメージと違った」という後悔につながってしまいます。