インターネット上の旅行コミュニティで頻繁に見受けられる誤解の一つに、「5月の海開き直後はクラゲが大量発生しているのではないか」という懸念があります。しかし海洋生物の生態系データに基づくと、刺胞毒を持つ代表種であるアンドンクラゲが沿岸部に接岸するのは、海水温が十分に上昇する8月中旬(お盆前後)以降です。5月や6月の白良浜ではクラゲ被害のリスクは極めて低く、この点においてはむしろ盛夏よりも安全に水辺へ入れます。
一方で、見落とされがちな盲点として白浜町条例によるビーチマナー規制が挙げられます。白良浜は環境省の「快水浴場百選」にも選定されている保護対象の白砂海岸であり、以下の行為が厳格に禁止または制限されています。
- 指定区域外でのバーベキューや直火の使用禁止
- 指定喫煙所以外での禁煙(砂浜全域禁煙)
- 夜間の打ち上げ花火や騒音行為の制限
- ゴミのポイ捨てに対する過料処分適用
白良浜の白い珪砂はオーストラリアから輸入して維持管理されている貴重な砂浜であり、景観保全のため監視員による巡回も頻繁に行われています。来訪時は一般的な海水浴場以上にマナー遵守が求められます。