ポチャッコの現在地を語る上で欠かせないのが、奇跡的な復活の歩みです。1991年から1995年にかけてサンリオキャラクター大賞で5連覇を成し遂げた後、2000年代には新興キャラクターの台頭に伴い、ランキングが10位圏外まで低迷した過酷な冬の時代を経験しました。
転機となったのは2026年、サンリオ史上初の男のコユニットとして結成された「はぴだんぶい」におけるポチャッコの経歴です。タキシードサム、けろけろけろっぴ、バッドばつ丸、ハンギョドン、あひるのペックルという個性派メンバーが集う中、ポチャッコはそのリーダー格としてユニットを牽引。バンド活動やチャレンジ企画を通じて、かつてリアルタイムで親しんだ30〜40代のみならず、Z世代の心をも鷲掴みにしました。
この精力的なユニット活動が個人の人気を強力に押し上げ、サンリオキャラクター大賞の順位は劇的なV字回復を遂げました。シナモロールやポムポムプリンという現代の絶対王者たちと肩を並べ、常に2〜4位の最上位争奪戦を繰り広げるポジションへ返り咲いたのです。この逆転劇は、サンリオのIPマネジメント史上における屈指の成功事例としてエンタメ業界からも高く評価されています。