中古カメラ店で「格安の掘り出し物」を探し出すには、プロが実践している独自の選別眼が欠かせません。多くのアマチュアが「外装の小キズ」ばかりに気を取られますが、実際の中古カメラ 掘り出し物 見分け方において最優先すべきは、内部機構と光学系のコンディションです。
特にフィルムカメラ 中古 状態確認においては、以下の4つのチェックポイントを必ず確認する必要があります。
- モルトプレーン(遮光材)の劣化状態:裏蓋の溝やミラー受け部分のスポンジが加水分解してボロボロになっていないか。交換には数千円〜1万円程度の工賃がかかります。
- シャッター幕の走行と低速シャッターの粘り:1秒〜1/4秒の低速域を切った際、ガバナーのジーという正常な作動音がするか。途中で幕が止まる個体はオーバーホールが必要です。
- ファインダー内部のプリズム腐食・クモリ:外観が綺麗でも、プリズムの銀蒸着が剥離してファインダー中央に横線や黒ずみが出ている個体は視認性が著しく落ちます。
- レンズのクモリ・バルサム切れ:LEDライトをレンズ後方から照射し、薄い白濁(クモリ)やレンズ貼り合わせ面の気泡・虹色の変色(バルサム切れ)がないか。これらは通常の逆光撮影でコントラストを破壊します。
逆に言えば、「外装に真鍮の地金が見えるスレがあるが、機関部は完全に整備済み」という個体は、コレクターが見送るため格安で店頭に並びます。これこそが、実用派にとって最高の「掘り出し物」となります。