購入直後のタペストリーは、折り畳まれた状態でパッケージングされているため、深い折りジワがついています。これをそのまま飾ってしまうと、照明の影が落ちてイラストの魅力が半減してしまいます。
現代のタペストリーの主流であるポリエステル(ダブルスエード等)は熱に弱く、直接アイロンを当てると繊維が溶けてテカリや変色を起こす危険があります。シワ伸ばしを行う際は、以下の手順を厳守してください。
第一に、アイロンの設定温度を「低温(80〜120℃)」または「中温弱」に設定します。第二に、必ず綿100%のハンカチや薄手の布を「当て布」としてタペストリーの裏面側に敷きます。第三に、スチーム機能を活用し、アイロンを強く押し付けずに蒸気の熱だけで繊維をリラックスさせる感覚で滑らせます。浴室乾燥機の蒸気を利用して一晩吊るしておく方法も、熱によるダメージを避けたい繊細なグッズに有効です。