Q1:水がない時、トイレのタンクを開けて直接水を注いではいけませんか?
A1:絶対に行わないでください。タンク内部には浮き玉、給水弁、排水弁を制御する繊細なゴムパッキンや鎖などの部品が複雑に配置されています。バケツから直接水を勢いよく注ぎ込むと、水圧で内部金具が変形・脱落したり、パッキンが噛み合わなくなったりして、通水後に便器へ水がチョロチョロと漏れ続ける重篤な故障の原因になります。水は必ず「便器のボウル面」へ直接注いでください。
Q2:小用を足した程度なら、少量の水で流しても問題ありませんか?
A2:少量注水は最も避けるべき行為です。尿であっても、水量が少ないと便器内部のトラップ部を越えられず、サイホン管の底に尿素やアンモニア成分が沈殿・滞留します。これが短時間で結晶化して尿石となり、頑固な悪臭と配管詰まりの元凶になります。小用であっても流す際は規定量(最低でも約4〜5リットル)の水で一気に流し切るか、水を使わず凝固剤入りの非常用簡易トイレを使用するのが衛生的にも安全です。
Q3:断水解消後、水道が出たのでレバーを回したら水が止まらなくなりました。どうすればいいですか?
A3:給水管内の錆やゴミが、トイレタンク内のボールタップ(止水弁)に挟まった可能性が極めて高い状態です。まずは慌てずに、便器の横や壁際にある止水栓をマイナスドライバー等で右に回して水を物理的に止めてください。その後、フィルター(ストレーナー)の清掃を行うか、解消しない場合は無理にいじらず各メーカーのサービス窓口や水道局指定工事店へ修理を依頼してください。