二人が日本の格闘技界、特にRIZINのリングで主役を務めていた2010年代後半は、まさに狂乱の時代だった。大晦日のさいたまスーパーアリーナを熱狂の渦に巻き込み、テレビのゴールデンタイムをお茶の間に届けた功績は計り知れない。彼らは単なるアスリートではなく、若者文化のアイコンでもあった。
格闘技が一部のマニアのものから、一般の大衆を巻き込むエンターテインメントへと昇華していく過程で、彼らの存在は常にその中心にあった。若くして背負ったプレッシャーは想像を絶するものだったはずだが、彼らはそれを力に変え、リング上で眩いばかりの輝きを放ち続けた。