二人の距離が縮まったきっかけは、2002年の舞台での共演だった。当時、安達祐実は『家なき子』の強烈なイメージからの脱却を模索し、大人の女優としてのキャリアを必死に築こうとしていた時期である。一方の黒田アーサーは、スマートな大人の男としての魅力を確立していた。
年の差は19歳。当時の芸能界でもこの年齢差は大きな話題となり、メディアは連日、二人のデート現場や発言を追いかけた。周囲の反対や世間の好奇の目に晒されながらも、堂々と交際を宣言した二人の姿は、どこか世間に対する反骨精神のようにも見えたものだ。