「急にネットが繋がらなくなった」「動画が頻繁に止まる」という場合、まずは機器前面のLEDランプの状態を確認することで、問題の所在を特定できます。
モデムランプ点滅・消灯の対処法として、NTT系ONUを例に挙げると、以下の4つの主要ランプの点灯状態が診断の基本となります。
- 「認証」ランプ:緑点灯が正常。消灯している場合は回線認証が通っておらず、光ファイバーの断線や局内障害の可能性大。
- 「UNI」ランプ:緑点灯または緑点滅が正常。消灯している場合はONUとルーター間のLANケーブル抜けや断線。
- 「光回線」ランプ:緑点灯が正常。赤点灯や消灯は、宅内への光信号が届いていない物理的異常。
- 「アラーム / 警告」ランプ:赤点灯している場合は機器自体の故障。速やかに事業者のサポート窓口へ連絡が必要。
一時的なセッションエラーであれば、機器の「再起動」で解決します。再起動時は、【ルーターの電源を抜く】 ➜ 【ONU/モデムの電源を抜く】 ➜ 【2分間放置】 ➜ 【ONUの電源を入れ全ランプが安定するまで待つ】 ➜ 【ルーターの電源を入れる】という順番を守ることが復元を成功させる鍵です。
ランプ類に異常がないにもかかわらず通信が遅い場合は、通信速度改善のための設置場所を見直す必要があります。電波の物理的特性上、以下の設置環境は電波干渉や減衰を引き起こします。
- 床への直置き・部屋の四隅:電波が床面や壁面で反射・吸収され、遠くまで届きにくくなります。床上1〜2メートルの見通しの良い高さが理想的です。
- 家電製品の周辺(特に電子レンジ・コードレス電話機):Wi-Fiの2.4GHz帯と同じ周波数を発するため、強い電波干渉を受けます。最低でも2メートル以上離してください。
- 金属製ラックの中・水槽の近く・鏡の裏:金属や水分は電波を著しく減衰・遮断します。棚の中に隠さず、オープンな空間に配置するのが原則です。