危険な基礎疾患が除外された原発性の肋間神経痛であれば、自宅での適切なフィジカルケアによって痛みの悪循環を断ち切ることができます。無理に体をひねるのではなく、呼吸と連動させて肋骨の間隔を緩めるアプローチが基本です。
まず取り組みたいのが、緊張した肋間筋を優しく解放する肋間神経痛 ストレッチです。椅子に深く腰掛け、痛む側の腕を天井に向けてゆっくり伸ばします。深呼吸をしながら、体を反対側へゆっくりと倒し、脇腹の肋骨と肋骨の間が心地よく広がる感覚を意識しながら20秒〜30秒キープします。このとき、決して反動をつけず、痛みが強まる手前で止めるのが最大のポイントです。
外出先や仕事中で動けない場面では、肋間神経痛 即効 ツボの刺激が有効です。代表的なツボとして、以下の2箇所が知られています。
- 大包(だいほう):脇の下の中央から肋骨約6本分下がった位置(ブラジャーのアンダーライン付近)。深呼吸しながら中指の腹で痛気持ちいい強さで5秒間押し、ゆっくり離す動作を3回繰り返します。
- 陽陵泉(ようりょうせん):膝の外側、少し下にある骨の出っ張り(腓骨頭)のすぐ前下にある窪み。下肢のツボですが、全身の筋緊張を緩める特効穴として肋間の引きつりを和らげます。
夜間の激痛で眠れないときは、肋間神経痛 楽な寝方を取り入れましょう。基本姿勢は「痛む側を上にした横向き寝(側臥位)」です。痛む部位が下になると圧迫されて神経刺激が増幅するため、上側にして肋骨への負荷を減らします。さらに、抱き枕を抱えて両膝の間にクッションを挟むと、背骨のねじれが解消されて肋間神経の牽引ストレスが大幅に軽減されます。
痛む部位へのアプローチとして迷いやすいのが、肋間神経痛 湿布 温める 冷やすのどちらを選ぶべきかという問題です。判断基準は明確で、痛みが始まった直後のピキッと鋭い痛みが走る「急性期(発症から48時間以内)」は、炎症を鎮めるために冷湿布やアイスパックで患部を冷やします。一方で、数日が経過して筋肉がこわばるような重だるい鈍痛が続く「慢性期」は、入浴や温熱シートで温めて血流を促すのが正解です。