ITベンチャーやアパレル、クリエイティブ業界を中心に、募集要項に「服装自由」や「あなたらしい私服で撮影した写真」と記載されている事例が増えています。ここで多くの応募者が「本当に普段着のTシャツやパーカーでよいのか」と頭を悩ませます。
企業が履歴書写真で私服指定を行う理由は、応募者のファッションセンスを評価するためだけではありません。「『自由』という裁量を与えられた際に、自社の事業領域やクライアントワークを想定した適切なビジネスマナーを持ち合わせているか」という、状況判断力をテストしている側面があります。
したがって、「スーツなし」が許容または推奨されている場合でも、正解は部屋着やカジュアルウェアではなく洗練された「オフィスカジュアル」です。
・男性の正解:ネイビーやグレーのジャケット+白やサックスブルーの襟付きシャツ(ノータイ可)。
・女性の正解:ベージュ、ライトグレー、ネイビーのジャケットやカーディガン+白のきれいめブラウスや上質なカットソー。
例外として、アパレルブランドの店舗スタッフやデザイナー職などで「私服のスタイリングそのもの」が選考対象となる場合に限り、ブランドの世界観を体現した私服コーデでの撮影が求められます。それ以外の一般的な企業では、迷った場合は「きれいめのジャケットスタイル」を選択するのが最もリスクの低いアプローチです。