APUを検討する上で避けて通れないのが、学費と生活費に関する現実的なコストです。APUの年間授業料は約130万〜150万円台となっており、一般的な私立大学文系学部の平均相場(年間約100万〜110万円)と比較すると割高に映ります。
学費が高めに設定されている背景には、学生2人に対して教員1人が外国籍という高コストな国際教員比率、少人数でのバイリンガルディスカッション授業、世界標準の学修支援設備といった「国内留学環境」を維持するための構造的な投資があります。海外の大学に正規留学した場合、年間の学費と生活費で400万〜700万円以上かかるケースが珍しくないことを考慮すれば、「国内にいながら同等の多文化環境を得られる」という点で、費用対効果はむしろ合理的であると捉える保護者も多く存在します。
また、新入生の多くが入寮する国際教育寮「APハウス」の存在も特筆すべきポイントです。
APハウスでは、日本人学生と国際学生がフロアや共同スペースを共有し、24時間体制で異文化交流が行われます。生活習慣や宗教、衛生観念の違いによる摩擦を肌で体験し、対話によって解決していくプロセスこそが、教科書では学べないAPU最大の教育資産となっています。