足裏シートは医薬品ではなく雑品・化粧用雑貨に分類されるものが大半ですが、皮膚に直接長時間貼付するため、使用上の注意を怠ると皮膚トラブルを引き起こすリスクがあります。
かゆみ・かぶれ(接触皮膚炎)の原因
最も多い副作用は、固定用粘着テープの糊(のり)によるかぶれや、木酢液に含まれる強い酸性成分による刺激感・発赤です。特に敏感肌の人やアレルギー体質の人は、貼った部位に激しいかゆみを生じることがあります。赤みやかゆみを感じた場合は、無理に朝まで我慢せず直ちに剥がして洗い流す必要があります。
効果を引き出す正しい使い方とおすすめの貼る場所
足裏シートの恩恵を最大限に引き出すためには、以下の手順とポイントを押さえることが推奨されます。
貼る場所の基本は、東洋医学で万能のツボとされる「湧泉(ゆうせん)」がある土踏まずの中央付近です。ここには自律神経を整え血行を促す反射区が集まっています。また、足先の冷えが気になる場合は「指の付け根付近」、立ち仕事で足裏全体が突っ張る場合は「かかと」に貼るのも有効です。さらに、足裏だけでなく「ふくらはぎ」に貼ることで、下腿の巡りをダイレクトにサポートする活用法もあります。
貼る前には足裏の油分や水分を拭き取り、朝剥がした後は粘着剤やゲル化した成分をウェットティッシュ等で拭き取るだけでなく、ぬるま湯や石鹸で綺麗に洗い流すことが肌荒れ防止の鉄則です。ベッドシーツの汚れが心配な場合は、シートを貼った上から薄手の靴下を履いて就寝するとズレ防止になります。