危険は警察の逮捕リスクだけにとどまらない。改造カードを購入するために密売業者へ送信した氏名、住所、電話番号、クレジットカード情報などは、暗黒街のデータブローカーを通じて売買される顧客リストに登録される。後日、架空請求詐欺やフィッシング詐欺の標的にされるケースが相次いでいる。
さらに、カードの書き換え用ソフトやツールをネット上からダウンロードした際、PCやスマートフォンが有害なプログラムに感染する事故も多発している。端末内の個人写真やログインパスワードが盗み出され、身代金を要求される被害も確認された。「安く済ませたい」という軽率な判断が、取り返しのつかない金銭的・精神的破滅を引き起こすのだ。