平野紫耀さんの母親をめぐっては、愛嬌混じりに「元ヤンキーだったのでは」という噂が囁かれ続けています。この噂の発端は、外部からのリークではなく、平野さん本人が数々のトーク番組で披露してきた豪快なエピソードにあります。
「怒ると本当に怖くて、掃除機で追いかけられた」「テストで悪い点を取ると強烈なお仕置きが待っていた」といった破天荒なエピソードを、平野さんは屈託のない笑顔で語ってきました。幼少期の平野さんは非常にやんちゃで怪我の絶えない少年だったため、母親も並大抵の厳しさでは抑えが効かなかったという背景があります。
しかし、その厳しさの根底にあったのは、シングルマザーとして2人の息子を立派に社会へ送り出さねばならないという強い覚悟でした。両親の離婚後、母親は名古屋市内で朝から晩まで身を粉にして働き、生活を支えていました。当時の特番インタビューや過去の手記において、平野さんは「クリスマスプレゼントが買えない時期もあったが、母はいつも笑顔で僕たちを包んでくれた」と述懐しています。
礼儀作法や挨拶、他者への気配りに対して人一倍厳しかった母親の教えがあったからこそ、現在の平野紫耀さんが見せる「礼儀正しく謙虚な人格」が形成されたことは間違いありません。「元ヤンキー」という俗称は、世間の荒波を一人で乗り越えてきた逞しい肝っ玉母さんへの、愛着を込めた賛辞と言い換えることができます。