スマートフォンのセンサー性能と空間認識アプリが進化したことで、ロケハンの機動性は飛躍的に向上しました。現代のプロが現場に必ず持ち込むツールと定番アプリを紹介します。
【必須の持ち物一覧】
- コンベックス(メジャー)またはレーザー距離計:天井高、通路幅、引き枠をミリ単位で正確に採寸。
- カラーチェッカー・グレーカード:現場の照明環境(色温度や演色性)を正確に記録。
- パーマセルテープ(白・黒・養生用):カメラ位置のバミリ(印付け)や仮固定用。
- 方位磁針(コンパス):スマートフォンの電子コンパスの狂いを防ぐアナログのバックアップ。
- 大容量モバイルバッテリー:アプリ常時起動による急速なバッテリー消費対策。
【必携のスマートフォンアプリ】
- Sun Surveyor(サン・サーベイヤー)/ Lumos:拡張現実(AR)を用いて、指定した日時の太陽の正確な軌跡と高さをカメラ越しに可視化する業界標準アプリ。建物の影になる時間帯を瞬時に割り出せます。
- Cadrage Director's Viewfinder(カドラージュ):各社シネマカメラや一眼カメラのセンサーサイズ、使用レンズの焦点距離を設定し、スマートフォン上で本番と寸分違わぬ正確なフレーム・画角をシミュレーションできるディレクターズビューファインダー。
- Decibel X(騒音計アプリ):現場の暗騒音レベル(dB)を数値化し、録音スタッフへ客観的なデータを共有するために使用。