飛鳥涼薬物事件の真相と現在|逮捕の経緯から復帰への軌跡を徹底検証

飛鳥涼薬物事件の真相と現在|逮捕の経緯から復帰への軌跡を徹底検証

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事件が公になる発端は、逮捕の前年である2013年8月に発売された『週刊文春』のスクープ報道でした。「シャブ&飛鳥」という刺激的な見出しとともに、ASKAが覚醒剤を常用し、暴力団関係者に脅迫されている様子を記録した盗撮映像の存在が報じられたのです。当時、テレビのバラエティ番組『笑っていいとも!』出演時などに見られた極端な落ち着きのなさや不自然な発汗、言動の乱れがインターネット上でも取り沙汰されていた時期と重なり、世間は騒然となりました。

これに対し、ASKAの所属事務所は即座に「事実に反する」と全面否定し、法的措置を検討する声明を発表。ASKA本人も週刊誌の直撃取材に対して「違法な薬物は使用していない」と頑なに主張し、一時的な活動自粛と療養を発表していました。しかし、水面下では警視庁組織犯罪対策第五課(組対5課)が極秘裏に内偵捜査を進めていたのです。

事態が決定的な局面を迎えたのは2014年5月17日未明。捜査員は、東京都港区南青山の知人女性・栩内香澄美(とちない かすみ)氏のマンションから出てきたASKAに任意同行を求め、自宅および関係先の一斉家宅捜索を実施しました。目黒区の自宅書斎からは覚醒剤の結晶や合成麻薬MDMA、さらには薬物の計量器や使用器具が押収され、尿検査で覚醒剤の陽性反応が出たことから、ASKAと同伴していた栩内氏の両名が覚醒剤取締法違反(所持および使用)の容疑で現行犯逮捕されました。かつての国民的スターの身柄拘束というニュース速報は、早朝の日本中に激震をもたらすこととなりました。

松本 悠斗
著者

松本 悠斗

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。