SNSやアニメコミュニティにおける反応を定点観測すると、樋口一葉に対するファンの好感度はシリーズを重ねるごとに右肩上がりで推移しています。連載初期は「芥川の狂信的な部下」という記号的な見方をされることもありましたが、彼女の内面が掘り下げられるにつれて評価は一変しました。
ファンの声で特に多く見られるのは、以下の3点です。
- 「異能を持たない生身の身体で、化け物じみた異能者たちに立ち向かう姿が誰よりも泥臭くてかっこいい」
- 「芥川先輩への一方通行な片想いと、空回りしながらも必死に尽くす姿がいじらしくて応援したくなる」
- 「妹を守るためにマフィアに身を投じたというバックボーンがあり、根底にある優しさに胸を打たれる」
過酷な裏社会にいながらも、人としての倫理観や迷いを捨てきれない不器用さこそが、読者が自己を投影し、感情移入してしまう最大のフックとなっています。