「実は仲が悪いのでは」という長年の世間の邪推を完全に打ち砕いたのが、ふたりの心温まる和解劇だ。ある番組での共演時、岩崎宏美は怒るどころか、自らコロッケのパフォーマンスを受け入れ、あごを突き出すポーズを笑顔で再現してみせた。
さらに後年、岩崎宏美はコロッケに対して「私の曲を若い世代に語り継いでくれてありがとう」という感謝の言葉すら送っている。かつてはイントロで笑われることに戸惑った名曲「シンデレラ・ハネムーン」も、今ではステージでコロッケのモノマネを自ら逆ネタにして観客を楽しませるほどの余裕を見せるようになった。まさに大人の器量と愛を感じさせるエピソードだ。