ミラーコートの根幹にあるのは、受けた特殊攻撃のダメージを2倍にして相手に返すという極めてシンプルな反撃ロジックです。しかし、内部仕様のディテールまで正確に把握しているプレイヤーは一握りにとどまります。
まず行動順を決める技の優先度は「-5」に設定されています。これは通常の攻撃技はもちろん、優先度-3の「きあいパンチ」や-4の「ゆきなだれ」よりも遅く、優先度-6の「ふきとばし」「ほえる」や-7の「トリックルーム」よりは先に行動する順位です。そのため、基本的には相手の特殊攻撃を安全に被弾した直後に最後手からカウンター攻撃を叩き込む挙動を取ります。
反射ダメージの計算は「直前に受けた実数値ダメージ × 2」の固定ダメージとなります。例えば、HP実数値200のポケモンが特殊技で140のダメージを受けた場合、ミラーコートが成功すれば相手の防御力や特防実数値に関わらず280の固定ダメージを相手のHPから削り取ります。自身が「きあいのタスキ」や特性「がんじょう」でHP1で耐えた場合、最大HPに近い超絶火力をそのまま相手にお返しすることが可能です。