Jis規格の闇?実在しない幽霊文字一覧と誕生の真相を徹底解明

Jis規格の闇?実在しない幽霊文字一覧と誕生の真相を徹底解明

Jis規格の闇?実在しない幽霊文字一覧と誕生の真相を徹底解明について分かりやすく解説いたします。最新の情報をご確認ください。

JIS規格に紛れ込んだ幽霊文字の中から、特に歴史的経緯が明確になったものや、今なお謎を秘めている代表的な文字を一覧表でまとめました。記載されている文字はそのままコピー&ペーストして使用可能です。

幽霊文字(コピペ用)Unicode / JIS区点推定された元の漢字と誤記の経緯現在の解明状況・備考妛U+599B
52区55点元の字:𡚴(山の下に女)
滋賀県犬上郡多賀町の地名「𡚴原(あけびはら)」を採録する際、原典の切り貼り境界線が文字の中央に横線として入り込み「山+女+一」の合字となった。解明完了
幽霊文字研究の金字塔となった最も有名な誤記事例。彁U+5F41
55区09点典拠完全不明
「彊(つよい)」「哥」などの文字の誤植、あるいは字種表作成時のテスト用ダミー文字が混入したという説が有力。完全未解明
「幽霊文字の帝王」と呼ばれ、唯一元の正字が確定していない最大の謎。暃U+6683
58区23点元の字:斐 / 罪 / 曞
人名用外字から採録。「日」の下に「非」を配した字形だが、実際は「斐」のくずし字や「曞」の一部脱落を誤写したものとされる。解明(有力)
音読みは「ヒ」と仮定されているが古典的な用例は存在しない。駲U+99F2
81区49点元の字:馴(なれる)
「馬偏+川」のような形だが、手書きの「馴」の旁(川/訓)の右側がかすれて脱落し、新字のように登録された。解明完了
原典台帳の「馴」の筆跡鑑定により誤写プロセスが判明。碵U+7895
67区11点元の字:碩(セキ・大きい)
「石偏+頁」であるはずの「碩」が、手書き原稿の崩れによって「石偏+貞」と誤読され、別文字として独立登録された。解明完了
人名外字リストの誤写に起因する典型的な重複派生文字。粐U+7C90
68区75点元の字:粂(くめ)または 籾(もみ)
米偏に「戸」を組み合わせた字形。国字「粂(米+久)」の「久」が潰れて「戸」に見えたことによる誤写。解明完了
秋田県や山形県の地名資料照合により特定。鍄U+9344
77区81点元の字:鋏(はさみ)または 鏡(かがみ)
金偏に「京」。伝統的な漢籍には存在せず、人名や道具名の略字手書きがそのまま独立文字として登録された。解明完了
日本生命の外字台帳の調査から元字の略記体と判明。
佐々木 一輝
著者

佐々木 一輝

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。