サイバーエージェント顔採用の真相|美男美女揃いの理由と選考実態

サイバーエージェント顔採用の真相|美男美女揃いの理由と選考実態

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サイバーエージェントにおいて「顔採用」という言葉が定着した背景には、同社特有の組織広報戦略と企業カルチャーが深く関係しています。同社は創業初期から社員ブログや自社メディア、公式SNSを通じた「社員の顔が見えるブランディング」を積極的に展開してきました。事業責任者や広報担当者がフロントに立ち、自らの言葉と姿でサービスをアピールする文化が、外部に対して「華やかな美男美女が集まる会社」という強烈なパブリックイメージを形成したのです。

また、広告代理店事業というビジネスモデルの性質上、クライアントの懐に飛び込み、信頼関係を短期間で構築する対人折衝力が求められます。相手に不快感を与えない身だしなみ、明るい表情、快活な受け答えといったビジネスマナーを高いレベルで体現できる人材を採用した結果、外部からはそれが「容姿の美しさ」として知覚されたという側面があります。

創業者の藤田晋氏は、自著『渋谷ではたらく社長の告白』や過去の各種メディアインタビューにおいて、採用で最も重視する資質として一貫して「素直でいいヤツ」を挙げています。能力やスキルの高さ以上に、組織の価値観に共感し、周囲から応援されながらチームで成果を出せる人間性を最上位に位置づけており、選考基準に「容姿そのものの優劣」を組み込んでいるわけではありません。

高橋 健太
著者

高橋 健太

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。