近年オーダーが急増しているレイヤースタイルは、ベースの重さを残しつつ段差をつけることで、最小限のアイロンワークで動きを出せるのが最大の利点です。しかし、「段差ごとにどう巻けばいいかわからない」という声も多く聞かれます。
ミディアムレイヤーの巻き方は、「アンダーは外ハネ、オーバー(表面)は内巻き」という上下のセパレート構造が基本原則です。下段の長い毛先をすべて外ハネにしてくびれの土台を作り、表面の短いレイヤー部分を軽く持ち上げて内巻きワンカールを入れるだけで、空気を孕んだような柔らかな浮遊感が生まれます。複雑に巻き込む必要がないため、アイロン操作が苦手な人ほどレイヤーカットを取り入れる恩恵は大きくなります。