山口智子さんの若い頃が「圧倒的にかわいい」「同性からも絶大な支持を集めた」と評される最大の要因は、従来の女性アイドルや清純派女優とは一線を画す自立した大人の明るさと自然体の健康美にありました。
1980年代後半から1990年代前半の日本のエンタテインメント界では、庇護欲をそそる儚げなヒロインが主流でした。しかし山口智子さんは、身長170cmという抜群のスタイルとしなやかな骨格、そしてくしゃっと笑う屈託のないビッグスマイルを武器に登場。媚びない等身大のキャラクターで、バブル崩壊前後の転換期を生きた女性たちの圧倒的なバイブルとなったのです。
当時の視聴者アンケートや雑誌の「女性が選ぶなりたい顔・好きな女優ランキング」では連年1位を独占。「山口智子になりたい」という社会現象は、単なるビジュアルの良さだけでなく、凛とした生き方そのものへの憧れが生み出したものでした。