解体から跡地の再開発に至るプロセスについて、長年同じ地域で暮らしてきた近隣住民やSNS上では、さまざまな声が交錯しました。
「ご成婚当時は家の前の通りにテレビ中継車が何台も並び、警察官が24時間体制で警備にあたっていました。あの熱狂から30年以上が過ぎ、建物が取り壊されるときは昭和・平成の一つの時代が終わったような一抹の寂しさを感じました」(近隣に住む70代女性)
「空き家になって久しかったので、防犯面や建物の老朽化を心配する声もありました。きれいに区画整理されて新しいご家族が入居されたことで、街全体が若返り、防犯面でも安心感が増しました」(町内会関係者)
ネット上の皇室関連コミュニティでは「記念館のように保存できなかったのか」という惜しむ声も一部で見られました。しかし、公費が投入されない純粋な私有財産である以上、民間開発による住宅地化は極めて自然で健全な選択であったと受け止められています。