映画館の大スクリーンだからこそ真価を発揮する超大作の勢いも止まらない。今年の劇場の主役を張るのは、最先端のCG技術と実物大セットを融合させた圧倒的なSFアクション作品群だ。音響システムを限界まで追い込む爆発音、息をのむ広大な世界観の描写は、家庭のテレビでは決して味わえない没入体験を約束する。
興行の最前線では、サマーシーズンの目玉となる劇場公開作がロケットスタートを切った。従来の特撮ファンだけでなく、Z世代の若者までを劇場へと呼び戻すムーブメントが形成されている。大画面の前で観客が息を呑み、鑑賞後に興奮冷めやらぬまま熱弁を振るう光景は、映画産業が持つ根源的なエネルギーを力強く物語っている。