県内の覇権を争う主要大会の結果を時系列で追うと、チームの成長曲線と勝負の分かれ目が鮮明に浮かび上がってきます。栃木県バレーボール協会および高体連が公表する公式記録をもとに、近年の重要大会のハイライトを整理しました。
春の息吹とともに幕を開ける栃木高校バレー新人戦では、トーナメント表の序盤からノーシードの新興勢力がシード校を脅かす番狂わせが頻発。新キャプテンを中心としたチーム作りの初期段階において、個々のポテンシャルと基礎技術の差が浮き彫りとなります。
夏の全国切符をかけた栃木高校バレーインターハイ予選では、暑さと連戦による体力勝負のなか、選手層の厚い作新学院と足利大附が決勝で激突。男子はフルセットの末に作新学院が競り勝ち、女子は國學院栃木が貫禄のストレート勝利を収めるなど、緊迫した熱戦が繰り広げられました。
そして高校生たちが集大成として挑む春高バレー栃木県予選(全日本バレーボール高等学校選手権大会栃木県代表決定戦)。会場全体が異様な熱気に包まれるなか、男子決勝では足利大附が驚異的なレシーブ力でリベンジを果たし、女子は國學院栃木が作新学院の猛追を振り切って代表権を獲得するなど、ドラマチックな結末がファンの胸を打ちました。