名和田我空の名を世界に轟かせた最大の契機は、2023年に開催されたAFC U-17アジアカップでした。決勝の日韓戦で決めた圧巻の直接フリーキックを含む2ゴールをはじめ、大会通算5ゴールで日本の連覇に大きく貢献。大会MVPと得点王をダブル受賞したことで、アジアのみならず欧州メディアからも「日本のニューワンダーキッド」として大々的に報じられました。
その後に出場したFIFA U-17ワールドカップでも、アルゼンチンやスペインといった世界屈指の強豪国を相手に堂々たるパフォーマンスを披露。相手の厳しいプレスをものともせず、ゴールに直結するプレーを披露したことで、サッカー日本代表の将来を背負う逸材としての評価を確固たるものにしました。
今後の展望として期待されるのが、U-20やU-23年代の代表活動を通じたオリンピック世代への定着、そしてその先にあるA代表(SAMURAI BLUE)へのステップアップです。日本代表の中盤・前線は久保建英や三笘薫ら欧州トップリーグで活躍する選手がひしめく激戦区ですが、名和田の持つ「ゲーム構築力」と「自ら得点を奪い切るフィニッシュワーク」のバランスは、歴代の代表アタッカー陣と比較しても独自の個性を放っています。