歴史を振り返れば、Valve CorporationがPCゲームの操作体系改革に挑んだ金字塔がSteam Controllerだった。トラックパッドと背面ボタンを備えた独特のフォルムは、キーボードとマウスでしか遊べなかったシミュレーションやRTSをリビングに持ち出す革新的な試みだった。
製造自体は終了したものの、その設計思想は現在のSteam入力 APIや各種サードパーティ製パッドのボタンマッピング機能へと受け継がれている。独自のハードウェア開発で培ったノウハウがアプリのバックエンドに凝縮されているからこそ、異種プラットフォーム間での柔軟なコントローラーマッピングが可能になっているのだ。